歩行を安定させる足に良い靴は

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「足、膝が痛くて長時間歩けない」
「家の中より外で歩く方が痛い」

実はその原因、かもしれません。

靴によって足元の安定性が大きく変化します。アスファルトの上を歩くより砂浜を歩く方がバランスは取りにくいですし、疲労感も違いますよね。

足元が柔らかい=耐震強度が低いということになります。

歩行というのは、単純そうに見えて全身の関節が連動して行う高度な運動です。
その土台となる足が崩れてしまうと、足だけでなく膝・股関節・腰へと負担が連鎖的に波及します。
だからこそ、靴は単なるファッションではなく、身体機能を補助する装具 として選ぶべきなのです。

そこで理学療法士として明確にお伝えしたい、靴選びの 3つの絶対条件 がこちらです。


① 踵(ヒールカウンター)が硬い

歩行は「初期接地(かかとから着地)」がスタートです。
この瞬間、踵骨と距骨からなる後足部が身体を安定させる役割を担います。

もし踵周りが柔らかいと…

  • 後足部の過回内(踵が内側に倒れる)が起きる

  • 下腿や膝関節のねじれストレスが増える

  • 姿勢が乱れ、全身に影響

硬いヒールカウンターの靴は、踵骨を後方・内外方向から支持し、正しい荷重軌道(ヒール→前足部) を保ちます。


② つま先だけが曲がり、土踏まず側はしならない

足の前足部は、蹴り出し時にMTP関節(中足趾節関節)で曲がることで推進力を生みます。
したがって、

✔ 曲がるポイントは 母趾の中足骨頭付近 が理想

しかし靴の中央から柔らかい場合…

  • 縦アーチ(内側アーチ)が潰れ、扁平足を助長

  • 中足骨に余計なストレス → モートン病・中足骨痛症につながる

  • 足本来のレバー機能が低下し、疲れやすい

靴底は 後足部〜中足部は剛性を保ち、前足部のみ屈曲 する構造が必要です。


③ 捻れにくい

足は前後・左右だけでなく、回旋面のストレスにも常に晒されています。
靴が簡単に捻れると、

  • 距骨下関節の過回内

  • 下肢の回旋が膝へ波及

  • 足趾のアライメント崩壊(外反母趾など)

結果として、運動連鎖の破綻 を招きます。

捻れに強い靴は、足の構造を正しく維持し、
過剰な回旋ストレスから身体を守る役割があります。


◆まとめ:靴は足の構造と歩行運動を守る装具

 

足は「後足部=安定、前足部=推進」という構造的にも機能的にも明確な役割分担 を持っています。

靴はその役割を崩さず、むしろ補強する存在であるべきです。

軽くて柔らかい靴は一見快適ですが足のアライメント崩れや障害を見過ごしやすいのが難点。

 

今日からぜひ、靴を選ぶ際には

  • 踵を掴んで押して硬さをチェック

  • 前足部だけが曲がるかチェック

  • 捻じって抵抗の強さをみる

この3つを試してみてください。

足は身体の土台。
その土台を守る靴選びは、あなたの未来の健康を守ることにつながります。

 

〜名古屋のエルスパーク千種〜

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